「ECO-WING21」とは、2001年春 熊本県熊本市の中心部に完成した、自然素材や地元材にこだわった10階建てエコ賃貸マンションです。
エコマンションの「ECO-WING21」では、最上階の10階に、賃貸とは別に広く建物の自然素材に触れていただこうという趣旨で、3LDKの自然素材ホールをつくりました。
これから住宅をお考えの方は勿論、気の会うお友達と自然素材を体感してみたいと思われる方に、このホールをお貸ししております。
どの部屋も自然素材がホルムアルデヒドなど有害物質を吸着してくれ、空気がとてもきれいです。い草や木など、自然素材が豊富に使ってあり、アロマや森林浴の効果があります。
アマニ油からできているので、赤ちゃんがなめても平気!!
産業廃棄物だったホタテ貝殻からできた壁材。室内の有害物質を吸収・分解します。
い草を折り込んだ和紙の壁紙。
有害物質を吸収します。
「ECO-WING21」とは、2001年春 熊本県熊本市の中心部に完成した、自然素材や地元材にこだわった10階建てエコ賃貸マンションです。(1階管理事務所、2~9階賃貸マンション、10階自然素材ホール)
「人がくつろぐ住まいこそ健康的に作りたい」そんな願いで建てたエコマンション「ECO-WING21」。県産のイ草や無垢材、植物由来のオイルなど厳選材料を使用。自然素材が呼吸し続けるように構造も考えられており、心身共にリラックスできる居心地のよい癒しの空間です。
それはなんといっても呼吸する家ではないでしょうか。
現代建築とアルミサッシの普及は、高気密な家を誕生させ、冷暖房設備の充実は、快適さをもたらしたと同時に、結露や、住空間における、空気中の汚染を生みました。
そして、家の中にある調湿機能に優れた畳は、一生懸命その役目を果たし湿気を吸うことで、逆にカビやダニの繁殖を手伝ってしまいました。
でもけっしてそれは畳のせいではなく、共働きなどが増え、日中ほとんど家に風を通すことなく(呼吸させることなく)サッシ窓を閉め切っていたこちらに原因があるのでは?!
それは、その建物に使われる材料が作られるときから廃材として捨てられるまで地球環境に負荷をなるべくかけないもの、つまりは、なるべく土に還ることのできるものを使うということではないでしょうか。
よちよち歩きの赤ちゃんが道ばたの石ころを1つひろっては何十分も喜んで遊ぶ姿を見かけたことはありませんか?子どものころ雨あがりの水たまりにびちゃびちゃ入って、長靴の中をグチョグチョにして喜んだ経験はありませんか?
本来、子どもは自然が大好き。海や山へ遊びに行くのもステキな経験。それと同じように そこで遊び、そこで休む…日常を過ごす建物の中でもたくさんの自然素材に囲まれて育っていってほしいなぁ、と思ったのです。
自然のものに包まれて育ち「自然のものは手をかけることでいつまでも、木の香り・い草の感触…その恩恵を受けることができる」ということを、あたりまえに五感でとらえて、大人になってくれたら… 子どもたちに、あせって答えや結果を求めずに、いつか大人になったとき、そのとぎすまされた五感で自然をとらえてものづくり(家づくり)をしてくれるようになるのではと思ったのですが…。
皆さんはどう思われますか?
私は、24戸分の賃貸マンションを建てる機会に恵まれました。
そして[21世紀への飛翔]という想いを込めてこのマンションに「ECO-WING21」という名前を付けました。これからの子供たちに残したい、自然と共存・調和できる建物を目指して…