布団の卸問屋として創業した弊社は、お陰さまで2020年に創業70周年、設立50周年を迎えました。
これまで支えていただいた皆さま方に心より感謝申し上げます。
私が代表に就任しましてから、まずは1999年、自社ビルの自然素材マンション建設をはじめとして「環境を守り、すべての人の幸せと、世界中に笑顔の輪を広げるため」オーガニック事業を展開して参りました。
そのきっかけは、私自身の病気や家族のアレルギーを、オーガニックな食や暮らしに変えたことで改善し、家族そろって健康で幸せになれた経験でした。何よりその料理はおいしく、笑顔にあふれ、好きな家族と囲む食卓は楽しかった。
この経験をできるだけ多くの方に伝えて、すべての方に幸せに健康になって頂くため事業に取り組んでいます。
そのために、私たちはなぜ病気や不調に苦しんだのか、それを探求してきました。
人の体をつくるのは食。そして人として幸せを感じる指標として、生理的欲求や願望があります。しかし、なぜここまで病気や症状に苦しむのか？その答えの一つは「日本の歴史」や「家族の暮らし」「文化の継承や知恵」の中にありました。
唯一の被爆国であり、敗戦国の日本が辿ってきた歴史とその様々な背景。わずか十数年の間に「私たち日本人の食や暮らし」は劇的に変化していきました。

何より食の原点は第一次産業です。1961年の「農業基本法」成立によって、自給型農業から競争型へシフトし、食の輸入自由化と共に、自給率は低下しました。弊社があります「熊本市」は、2013年国連「命の水」最優秀賞を受賞しました。市民の飲料水をすべて地下水で賄う稀に見る水の都。世界に誇る自然豊かな阿蘇山に降り注ぐ雨水は、その地層に沿って約20年の時を経て市民の飲み水となっています。しかし世界中を取りまく自然環境の変化により、今やその熊本でも「水は買うもの」になりました。
私たちは、この現状を踏まえて「環境を守り、すべての人の幸せと、世界中に笑顔の輪を広げるため」２つの事業を展開しています。
１．オーガニック流通「ピュアリィ」事業
２．オーガニック不動産「ECO―WING21」事業
どちらも、環境に配慮し、現場主義。自ら産地に足を運び、経済第一主義で壊した自然を回復する「環境共生型農業」の農家さんを支援させて頂き、その長年にわたる取り組みを認められ、2015年熊本県、2016年環境省より表彰して頂きました。
これからも、農家の皆さんが、自然と調和した農業を継続なさるように、さらに交流を深め、私共もこの事業を広めて参ります。
詳しくは、どうぞこの会社案内をご一読いただき、私どもの活動をご支援賜りますように、皆さま、末永くよろしくお願い致します。